2011年8月17日から21日、アメリカ合衆国ネバダ州リノにおいて第69回ワールドコン・Renovationが開催されます。
ちょっと聞き覚えのない名前ですが、米国では有名な航空ショーも開催されるネバダ州で4番目に大きな都市です。近くにはタホ湖や西部 開拓時代の史跡など観光スポットもあり、ダウンタウンにはカジノもあります。
会場となるリノ-スパークス・コンベンション・センターは、リノ・タホ 国際空港の間近です。古き開拓時代から未来のフロンティアまで、SFも観光も満喫できるRenovationへの参加をお待ちしております。
GoH ゲスト・オブ・オナー
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Ellen Asher エレン・アッシャー (編集者) |
Tim Powers ティム・パワーズ (作家) |
Boris Vallejo ボリス・ヴァレホ (アーティスト) |
Charles N. Brown チャールズ・N.ブラウン(ファン/編集者) |
1973年2月から34年3ヶ月の長きに渡りScience Fiction Book Clubの編集者として活躍しました。多くの人気作家の作品を手がけました。そのSF界への貢献をたたえ2001年NESFA(ニューイングランドSF協会)よりSkylark Awardが贈られました。 | 1970年代にデビューしてから、時間や空間を題材としたSFや歴史ファンタジーを多く発表し、フィリップ・K・ディック記念賞世界幻想文学大賞、ローカス賞などを受賞している人気作家です。邦訳には「幻影の航海」「石の夢」(ハヤカワ文庫)など。 | SF・ファンタジーアートの巨匠。 美しく躍動感あふれるその作風は日本でも多くのファンを獲得しています。彼の描くバローズ作品の表紙は圧巻です。その活躍の場は多岐に渡り、映画のポスター、音楽アルバムやDVDのジャケットも手がけています。 |
1940年代後半からSF界と関わってきた彼は、29回もヒューゴー賞を受賞した「ローカス」の創始者であり、名物編集長として有名でした。残念ながら彼はGoHとなった直後に亡くなりましたが、私たちの尊敬の念は変わりません。 |
スペシャルゲスト
各ワールドコンでは、主要なゲスト・オブ・オナーに加え、一般的に幾人かのスペシャルゲストやスピーカーを呼びものとしています。これらゲストは、ワールドコンで行われる通常の催しとは違った彩りをワールドコンにもたらしてくれます。
リノベーションでは、これまでのところ2組のスペシャルゲストを紹介しています。
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Tricky Pixie トリッキー・ピクシー |
Bill Willingham ビル・ウィリングハム |
このトリオのミュージシャンたちは、ケルト・ロックを始め脳裡に焼き付くブルージーなアカペラ・ナンバー、甘い歌声のサーカスの子守唄、そして賑やかな部族民謡にいたるまで、幅広いジャンルの音楽の旅へと聴衆を誘います。トリッキー・ピクシーがコンベンションの呼び物であるコンサートでパフォーマンスすることをリノベーションはうれしく思います。 | ビル・ウィリングハムは、今日のコミック界の中心人物です。ウィル・アイズナーマンガ業界賞を三度受賞したビルは、故郷を追われ現代社会に紛れ込むおとぎ話の主人公たちの物語であるアーバンファンタジー・シリーズFables (寓話)で知られています。2009年、2010年のベスト・グラフィック賞にもノミネートされました。 |